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「調べて、考えて、やってみる」 探究基礎講座|全3回レポート
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「調べて、考えて、やってみる」 探究基礎講座|全3回レポート

今年からスタートした「探究基礎講座」。
中学生から社会人まで幅広い世代が集まり、全3回の講座を通して探究の“土台”をじっくり体験してきました。
ここでは、その様子を回ごとにご紹介します。


第1回:調査・分析ってどうやるの?

初回のテーマは「調査分析」。
「情報とは?」「調査とは?」といった基礎からスタートし、実際にペアでインタビューを行い、KJ法を使った分析にチャレンジしました。

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印象的だったのは、偶然その日に出会った人とペアになったにも関わらず、「初対面とは思えない」関係が築かれていったこと。
問いをもって人と関わると、思いがけない共感や発見が生まれるんですね。

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🌱参加者の声(一部抜粋)
「初めてのことばかりで難しかったけど、やりきれて自信になった」
「共通点が見つかって、これからも話したいと思える人に出会えた」

探究は、知識を得ることだけでなく、「やってみること」そのものが学びになる――それを実感した一日でした。


第2回:本質ってなんだろう?

2回目のテーマは「課題設定」。
「課題設定って、そもそもどういうこと?」「なぜ必要なの?」という基本から学び、自分自身の身近なテーマ(「おやつを食べすぎる」「スマホを見すぎる」など)をもとに、イシューマップづくりに取り組みました。

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さらに、ペアでもイシューマップを作成。
他者と一緒に考えることで、自分ひとりでは思いつかなかった視点が加わったり、逆に難しさに気づいたりと、深まりと広がりの両方を体験できる時間になりました。

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「課題設定って、思っていたより奥が深い…!」

問いを立てる前に、「何が本質的な課題なのか?」を考える。
このプロセスが、次の「問いづくり」につながっていきます。


第3回:もっと自由に、もっとユニークに!

最終回のテーマは「アイデア発散」。
探究に欠かせない“創造する力”を高める回です。

今回は3つの発散手法──
ブレインストーミング・KJ法、オズボーンのチェックリスト、マンダラート──を紹介。

実際に体験したのは以下の2つ:

  • チームでの「ブレスト・KJ法」
  • 個人での「オズボーンのチェックリスト」

お題は、70歳の店主が営む架空の和菓子屋「さくら堂」。
「若者にも来てほしい」という店主の悩みをもとに、ユニークなアイデアが続々登場しました!

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🃏 商店街の店主をトレカにして宣伝しよう
🐶 看板犬・猫をマスコットキャラに!
🔮 お菓子に占い要素を入れたら面白いかも?

そして、選んだアイデアをさらに広げていく中で、「発散」と「収束」のバランスを体感。
面白いだけでなく、「どうしたら実現できる?」と考える視点も育まれていきました。

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おわりに

「調べて、考えて、やってみる」。
この3回を通して、探究に必要な“土台”が少しずつ形になっていきました。
問いを見つけ、他者と関わりながら深めていく経験は、世代を超えて共通する学びの力。

これから本格的な探究活動に踏み出す皆さんにとって、この講座がその一歩となっていたら嬉しいです。

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【探究基礎講座】引き続きお申し込み受付中!

Edo New Schoolでは、「探究ってなに?」から始めたい人向けの【探究基礎講座】の参加者を引き続き募集しています!

次回は8月30日。単発参加もOKです!
はじめの一歩を一緒に踏み出そう☆

コースの詳細・お申し込みは、下記のサイトをご覧ください。

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Edo New School 古川校 公式サイト

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